「熈代勝覧」(部分)© Staatliche Museen zu Berlin, Museum fur Asiatische Kunst (ベルリン国立アジア美術館), former collection of Hans-Joachim and Inge Kuster, gift of Manfred Bohms 2002, photography: Tadao Kodaira
魚市場(魚河岸/うおがし)に近いので、魚の白身を練って加熱して製造する蒲鉾は、武家の贈答品にもなった。
この図の蒲鉾屋は、今も日本橋室町で営む「神茂(かんも)」と思われる。
看板商品の「半ぺん」は、新鮮なサメの身を磨りつぶし、それを漉(こ)してきめ細やかに製造したもの。
神茂