武家の一行

「熈代勝覧」(部分)© Staatliche Museen zu Berlin, Museum fur Asiatische Kunst (ベルリン国立アジア美術館), former collection of Hans-Joachim and Inge Kuster, gift of Manfred Bohms 2002, photography: Tadao Kodaira

乗馬で登城できるのは、一定の身分格式の武士のみ。
穂先の鞘(さや)が毛で覆われた毛槍持ちが先頭を行き、後ろに雨具入れの合羽籠(かっぱかご)を担いで従う。
この行列には、武家駕籠(かご)も加わる。駕籠は身分や用途によって差異があった。