寺子屋入門

「熈代勝覧」(部分)© Staatliche Museen zu Berlin, Museum fur Asiatische Kunst (ベルリン国立アジア美術館), former collection of Hans-Joachim and Inge Kuster, gift of Manfred Bohms 2002, photography: Tadao Kodaira

江戸時代、庶民の教育機関の寺子屋は私塾であり、市中に沢山あった。
寺子屋は、読み・書き・そろばんを中心に教え、習う子の将来の職業や身分に応じた個別カリキュラムが組まれた。
図の子連れの父親が担ぐのは学習用の天神机で、入門時に持参する慣わしだった。